今回は【ドラゴン桜2】原作ネタバレ!1巻から最終巻まで全巻読んだ感想あらすじをまとめて紹介!をお届けします。
「ドラゴン桜」から10年後を描いた原作漫画「ドラゴン桜2」。
主人公の弁護士桜木建二が建て直したはずの龍山高校に再びあらわれます。
毎回心に突き刺さる名言の数々。
「ドラゴン桜」を読んで自分の心を奮い立たせたあの時を思い出し、ぜひ読んでもらいたいと思った作品なので紹介します。
この先はネタバレとなっています。
すべて読んだ上、完全リライトなしで紹介。
ネタバレされても読みたいと思ってもらえるように配慮はしております。
それではさっそく【ドラゴン桜2】原作ネタバレ!全巻読んだ感想あらすじをまとめて紹介!を順番にみていきましょう。
【ドラゴン桜2】原作漫画1巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第1巻のネタバレあらすじはこうです。
東大合格者がついに0となってしまった龍山高校。
桜木建二は
「このままでは自身の桜木建二弁護士事務所の威信にかかわる!」
と龍山高校の建て直しを図るため、なんとか理事に就任します。
さらに「ドラゴン桜1」で生徒だった水野直美を東大専科の運営担当として抜擢。
まずは東大専科志望の2名、早瀬菜緒と天野晃一郎を東大合格に向けて指導することに。
この運営担当となった水野直美は「ドラゴン桜1」で見事東大に合格し、弁護士となった人物です。
現在は桜木建二弁護士事務所に所属。
この度、桜木から龍山高校東大専科の運営担当として1年間派遣扱いとなる業務命令が下されました。
さっそく東大合格目標として、早瀬菜緒は東大文科I類、天野晃一郎は東大理科Ⅱ類を目指すことに。
早瀬菜緒、天野晃一郎はグズでノロマな自分が本当に1年で東大合格するのか不安に思っていました。
ですが桜木建二は「東大なんて楽勝だ」とはっきり二人に断言しています。
そもそも子どもがグズでノロマなのには訳がある。
そうでないと危険で死んでしまうから。
やがて大きくなり自立しなくてはならない。
その時に一緒に持って行くものが情報なのだ、と。
情報は生きていくために必要なのだ、と。
この言葉でいかに勉強することが大切かが分かります。
原作漫画「ドラゴン桜2」第1巻を読むとより具体的にグッときますよ。
ぜひ、読んでみてくださいね。
【ドラゴン桜2】原作2巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第2巻はいよいよ東大合格へ向けた勉強が始まります。
まさかスマホを使ってスタディサプリの勉強を推奨とは!
確かに自信の弱点を補うための教材としては効果的な勉強法ですね。
でもまずは自身の弱点を洗い出さないといけないのですが。
その方法は「過去のセンター試験を受けること」。
日本中の大学教授たちが作った問題を厳選して作成されたセンター試験問題。
基礎学力を評価するための指標としては信頼度が高い、と桜木建二は言っています。
このセンター試験を高3の5月時点で早瀬菜緒と天野晃一郎は取り組むことに。
「自分の力を知ろうとしないヤツは東大合格はないっ!」
現状の実力をみるのが怖い、と思っている2人に桜木建二は言い放ちます。
分析をして戦略を立て実行するものが目標を達成する。
「己を知る」
このことに目を背けたまま、ただひたすらに勉強しても合格はあり得ない。
誰だって自分の嫌なところはさらけ出したくないですよね。
それでも、自分の弱点を洗い出し、一つ一つつぶしていくことが合格につながる、と。
納得した2人はセンター試験をなんとか受け終わりました。
ですが、「私には無理」と早瀬菜緒は早々に東大専科を辞める決意をし、教室を出て行ってしまいます。
一方、天野晃一郎はメンタルの弱さが今回も露呈し、採点日である次の日に学校を休み、東大専科を辞める決意。
2人とも性格が全然違うがゆえに、桜木建二は違うアプローチで二人を東大専科に戻します。
早瀬菜緒は桜木建二本人が「運に乗れ」「自分の運の良さを採点で確かめたらどうだ」と戻るように仕向ける。
ですが、天野晃一郎には桜木建二は一切何も言わず、天野晃一郎を信じて待つ。
この行動が功を奏し、最終的に二人は東大専科に戻ります。
改めて3種の神器である
・受験マトリックス
・付箋
・スマホ
これを使い、スタディサプリを使って徹底的に勉強しなおすことに。
これでセンター試験の点数が大幅に伸ばすことができるようです。
「ドラゴン桜2」第3巻では受験マトリックスを使った具体的な勉強法が出てきます。
勉強法に関しては別の記事で紹介しています。
詳しく知りたい方はこちらをクリック!
「ドラゴン桜2」勉強法英語・数学・国語その他をまとめて紹介!
【ドラゴン桜2】原作3巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第3巻は「ドラゴン桜流勉強法」が具体的に描かれる巻です。
また、東大専科の生徒ではない小杉麻里の話が描かれています。
東大合格を見込めるはずの成績トップ、小杉麻里がなぜ目指さないのか。
東大を目指すまでに至った田村先生とのやり取り。
桜木建二の言葉
「一緒に戦う教師もリスクを取れ!」
この言葉で田村先生は決意。
結果、田村先生は小杉麻里を説得し、一緒に東大合格を目指すことになります。
この他にも「ドラゴン桜2」原作漫画には名言がたくさんあります。
気になる方はこちらもご覧ください。
【ドラゴン桜2】名言集原作漫画第1巻から最終巻までおまとめ17選
一方東大専科の二人、早瀬菜緒と天野晃一郎はと言うと。
ついにスタディサプリを使っての勉強法が始まります。
勉強法については別の記事で紹介していますので気になる方はそちらをチェックしてください。
基礎学力が不足している2人にはぴったりのスタディサプリ。
センター試験満点を目指してまずは英語から勉強を始めます。
その早瀬菜緒はツイッター。
天野晃一郎はユーチューバーに。
2人は「四の五の言わずに黙って東大を受けろ!」と桜木建二に活を入れられ、一気に受験スイッチが入ります。
そして2人の様子が気になる東大に最も近い藤井。
今後の藤井と桜木建二にも注目ですね。
【ドラゴン桜2】原作4巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第4巻は桜木建二が中学校の新設を提案。
中高一貫校にすることで有数の名門神学校に発展させる、という学園の大幅な改革を打ち立てます。
ですが、女帝理事長代行龍野久美子は真っ向から反抗し、桜木建二と対立します。
日本の子どもたちに未来はない、と学園売却を進めようとする龍野久美子。
その思惑に気づいた桜木建二は今後どのように回避するのでしょうか。
一方、東大専科の早瀬菜緒と天野晃一郎は英語の実践授業に入ります。
特別講師の鍋直美による指導の下、口パクものまねダンスで英語のリスニング対策を実践。
さらにリスニング対策はぼそぼそシャドーイングから、と何度も英文を復唱します。
なんとなくテキトーで果たして英語のリスニング対策は可能なのか!?
受験まで目が離せませんね。
【ドラゴン桜2】原作5巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第5巻は東大専科の早瀬菜緒と天野晃一郎の母親たちと桜木建二、水野直美が面談します。
そこで二人の母親同士のライバル心をあおり、「東大合格必勝法 家庭の10か条」を実践するよう桜木建二は仕込みます。
この5巻はいかに家庭環境が東大合格に必要な要素なのかが分かる巻になっています。
母親が子どもの受験にどれほど大きな影響を与えるか。
「ドラゴン桜2」5巻だけでも受験生をお持ちの親御さんは読んで参考にされてはいかがでしょうか。
と言いながら、東大合格必勝法家庭の10か条を掲載します。
1.一緒に朝ご飯を食べること
2.何か一つでもかじをさせること
3.適度に運動させること
4.毎日同じ時間に風呂に入らせること
5.体調が悪い時は無理させず、休ませること
6.リビングはいつでも片付けておくこと
7.勉強に口出しをしないこと
8.夫婦仲をよくすること
9.月に一度家族で外食すること
10.この10か条を父親と共有すること
この10か条すべてを1年間確実に実行すれば、必ず東大合格できる、と。
この東大合格必勝法10か条で重要なことは、「日常生活を大切にする」ということです。
いかがでしょう?
お子さんは東大合格できそうですか?
そして最後はあの東進ハイスクールの有名講師林修さんが登場します!
さて、次の巻ではどんな国語の勉強法が飛び出すのでしょう?
楽しみですね。
【ドラゴン桜2】原作6巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第6巻は東大専科の早瀬菜緒と天野晃一郎が読解力のある人になるための勉強法について書かれています。
国語の林修先生からの助言は
「3歳から5歳にかけていかに本を読む環境があたえられていたかどうか」
が非常に大切と言われています。
そして学力の圧倒的な差は国語の読解力によって生じる、と東大卒弁護士の水野直美も断言しています。
そこで短期的に読解力を上げるための勉強法として取り組んだこと。
それは『走れメロス』を10分で読み、100字にまとめる勉強法。
これはドラマ『ドラゴン桜2』でも太宰府治講師の授業でありましたね。
授業後、桜木建二は早瀬菜緒の1日20回ツイッターでつぶやく、ということが続かなくなったことを指摘。
「努力できない脳」と「努力できる脳」の存在が明らかになりました。
「21秒間で小指を机で100回叩く」という実験で「努力できない脳」なのか「努力できる脳」なのかを判別することができるそうです。
私もやってみましたが。
結果は想像にお任せします(悲)
【ドラゴン桜2】原作7巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第7巻はなぜ「努力できる脳」と「努力できない脳」に分かれるのかのメカニズムを教えてくれています。
さらに地獄の合宿がついに始まる巻。
早瀬菜緒は「努力できない脳」、天野晃一郎は「努力できる脳」の持ち主。
2人とも「努力できる脳」になり、競争心に火が付くまでのあらすじが書かれています。
「努力できない脳」の持ち主は脳をだますことで努力する脳に変えることができるのだそう。
いよいよバカ鉢巻を巻き、ネガティブ感情を利用した特訓が始まります。
「負けたくない」「恥をかきたくない」この否定的感情を払拭しようとすることが努力や頑張りを支え続ける。
合宿中に強制的な勉強を押し付けられると思いきや、完全に自由時間を与えられた早瀬菜緒と天野晃一郎。
「もう耐えられない」と夜になって合宿先を出て行ってしまいます。
帰路に着く間に出会った電車内の東大受験生をみて
「このままではいけない」
と二人は気づきます。
合宿先に戻った二人は信じて待っていた水野直美と抱き合います。
すっかり顔つきの変わった早瀬菜緒。
競争心に火が付いた二人の様子を聞き、桜木建二は「東大に必ず合格する」と断言します。
翌朝数学の小テストを受けた二人に戻ってきた点数は何と0点。
「高1の問題、弟なら100点だ」と天野晃一郎は本気の悔し涙を流し、自らバカ鉢巻を巻きます。
天野晃一郎の顔つきが変わった瞬間でした。
「僕はバカなんだ。バカに気づいていない本当のバカなんだ」
【ドラゴン桜2】原作8巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第8巻は「なぜ子どもは算数や数学を学校で勉強しなくてはいけないのか」が分かります。
なぜ数学が必要なのか。
それは生き残るため。
そもそも数学が苦手と思う最大の理由は計算力の弱さと言われています。
小学校2年生の算数をしっかり勉強したかどうかで勉強が「できる」「できない」が決まる、と。
「数の暗黙知」
「ドラゴン桜1」で登場していた特別講師の柳先生が再び「ドラゴン桜2」に出てきます。
「数の暗黙知」体得のためスパルタ授業が始まると思いきや。
LINEを使っての解答の速さを競う解答合戦に時代の新しさを感じます。
文系早瀬菜緒の完敗から最後は逆転勝利。
天野晃一郎にうんこシールをお見舞いする場面は笑えるけれども泣けるシーンの一つです。
【ドラゴン桜2】原作9巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第9巻は合宿所に来てしまう天野晃一郎の母に桜木健二が諭すシーン。
そして積み上げ型の数学を一気に東大合格となる中学卒業レベルまで持って行く勉強法が描かれています。
更に、龍山高校売却の話が進展。
新しいデジタル通信制高校に変えようとする龍野久美子に桜木健二は崖っぷちに立たされます。
大まかな9巻のあらすじはこう。
自分は過保護だ、と不安に思っている天野晃一郎の母。
バカ鉢巻にバカシール、うんこシールまで貼られた天野晃一郎をみて母親は怒り、晃一郎を連れ戻そうと騒ぎ始めます。
ですが天野晃一郎は母親の手を払いのけ、自分の姿を堂々と「カッコいいと思う」と母に言い返します。
ショックを受けた天野晃一郎の母親はその足で桜木健二の事務所に。
そこで桜木健二は「自分の思うがままに生きること」を母親に伝えます。
誰が決めたでもない、なんとなく世の中になる「常識」。
この物差しに合わせて足を縮め、自分を当てはめる行為を否定するのです。
一方、合宿での早瀬菜緒と天野晃一郎は数学特別講師の柳先生から
「お前たちは穴の開いたバケツだ」と一言。
数学が「わかる」「わからない」の違いは中学の数学の公式を証明できるかできないか。
公式が証明できれば数学の理解度は劇的に向上。
東大受験日には二人の偏差値は70以上にはなる、と柳先生は断言します。
その頃、理事長代行龍野久美子が土地の売却ではない、と桜木健二、高原教頭、校長に話します。
謎のA氏が龍山高校を買収後、IT技術を活用した通信高校に変える改革を打ち立てます。
学びたいものを自由に学ぶ「自立自存」の精神に則った高校。
このような高校はすでに日本に存在します。
「N高校」がそうですね。
さて今後の龍山高校は通信高校に様変わりしてしまうのでしょうか!?
【ドラゴン桜2】原作10巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第10巻は龍山高校買収の危機回避からはじまります。
桜木健二はなんと理事長代行龍野久美子の売却案に賛成。
ただし売却金額は破格の1千億円を提示。
一旦は龍野久美子の案がこれで却下とはなりましたが、依然売却の危機は続きます。
桜木健二は今後1千億円で売却されそうになったら2千億、3千億と値を吊り上げかわす秘策を打ち立てます。。
ですが値を吊り上げる以上は龍山高校の価値を高めなくてはならない。
そこで桜木健二は「来年の東大合格者は最低10人出す!」と校長と教頭に宣言。
2日後、難関大クラス成績上位の生徒20人に対し桜木健二は志望校を東大に変更するよう訴えます。
当然「東大なんて行きたくない!」と反発する生徒たち。
桜木健二は言います。
「本当に東大に行きたくないのか?」
「嘘だ」と。
これで数人の生徒たちは東大を目指すことに。
一方早瀬菜緒と天野晃一郎は合宿最終日、センター試験の問題を再度受けます。
大幅な得点アップした二人。
そして6月にある東大模試の受験準備を始めます。
そこへあの藤井が天野晃一郎に言います。
「ガーンと成績が上がってないとかっこつかないんじゃねえの?」
さあ天野晃一郎、どうする!?
【ドラゴン桜2】原作11巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第11巻は早瀬菜緒と天野晃一郎が初めて東大模試を受けるお話です。
東大模試受験時の注意事項は4つに加え、今までの授業の教えを引っ提げ、模試に挑んだ早瀬菜緒と天野晃一郎。
ところが周りの雰囲気に圧倒され、おまけに問題も難しく、すっかり二人は自信を失くしてしまいます。
そんな二人に桜木健二は「自分に合った戦略で戦うことだ」と伝えます。
その後、新一年生に大学入試新テストの説明会を開催。
桜木健二は新テストの攻略法までも惜しみなく生徒たちに提供するよう、教頭や太宰府先生に説明します。
求められるテクニックは「文章を作成する技術」。
なんと「思考力などいらない」と太宰府先生は言ってしまいます。
【ドラゴン桜2】原作12巻ネタバレ

「ドラゴン桜2」第12巻は小杉麻里を意識する早瀬菜緒と自分に自信を持ち始めた天野晃一郎の夏休み前の様子を描いた巻です。
東大模試A判定の小杉麻里にいきなり誘われ、東大金曜特別講座に参加した早瀬菜緒。
小杉麻里との実力の差、意識の差を痛感します。
早瀬菜緒と天野晃一郎はもちろんE判定、ちなみに龍山高校学年トップのはずの藤井はD判定。
「藤井はこのままでは東大は受からない」
桜木健二はじめ、担任の水口先生は藤井の性格の悪さが原因とし、藤井に思い切って言いたいことを伝えます。
これで気づかなければ東大合格者の構想から外されてしまう藤井。
改心することはできるのでしょうか。
代わって受験生の夏休みをどう過ごすか、のレクチャーを水野直美は早瀬菜緒、天野晃一郎に行います。
早瀬菜緒は拡散型、天野晃一郎は保全型。
夏休み前の性格診断で二人の性格に合った勉強計画をそれぞれ行うことに。
「拡散型の夏休み5か条」と「保全型の夏休み5か条」で二人は違った勉強方法を行います。
「勉強のストレスは勉強で解決するしかない」
合間に漫画で描かれた歴史本を読むことを進める水野直美。
「目的を持って生きることが人として一番幸せなのだ」と二人に言い、目的を持って毎日努力する素晴らしさを伝えます。
そして二人は期末テストを受け、お互い採点しあうことに。
お互い、自分も負けないように努力することを誓い、夏休みを迎えるのでした。
【ドラゴン桜2】原画13巻ネタバレ

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